Performance
MAデザインホームの住まいは、
注文住宅レベルの安心の構造と快適な設備を備えています。
ツーバイフォー工法は、木造在来工法のように柱や梁(軸組)で荷重を支えるのではなく、壁(耐力壁)や床(床版)を組み合わせて「箱型」の構造を作ることで、家全体で荷重を分散して支える仕組みです。この構造により、高い耐震性と耐久性が実現されます。
ツーバイフォー工法は、構造材や釘・金物のサイズ、使用方法、設置箇所、さらに施工手順までが細かくマニュアル化されています。そのため、施工者の技術レベルに左右されることなく、どの住宅でも安定した高品質と高性能を実現します。
加えて、建方が合理的でシンプルなため、木造軸組工法に比べて工期が短縮されやすく、コスト削減にもつながるというメリットがあります。
ツーバイフォー住宅は、床・壁・天井が一体化した6面構造を採用しており、地震の揺れを建物全体で受け止めて分散・吸収します。この構造により、揺れの力が一部に集中することがなく、高い耐震性能を発揮します。
※阪神・淡路大震災で実証された驚異的な耐震性
1995年の阪神・淡路大震災では、全壊した家屋が約10万1000棟、半壊を含む一部損壊が約28万9000棟を超える甚大な被害が発生しました。しかし、ツーバイフォー住宅の96.8%が大きな補修を必要とせず、そのまま居住可能な状態であったことが報告されています。
ツーバイフォー住宅は、床や壁の枠組材が火の通り道を遮断するファイヤーストップ材の役割を果たし、火災時の燃え広がりを防ぎます。また、内部構造に防火区域を形成する仕組みが備わり、初期消火の可能性を高めます。
天井や壁には厚さ12.5mm以上の石膏ボードを全面に使用。結晶水を含む石膏ボードが炎に反応して水蒸気を放出し、内部温度の上昇を抑えることで発火を遅らせます。断熱材も熱の伝達を防ぎ、構造の安全性を強化します。
高気密構造により、窓やドアを閉めると酸素供給が断たれ、自然鎮火する可能性があります。この優れた耐火性能は火災保険料率にも反映されています。一般的な軸組工法に比べて約半額の保険料です。
ツーバイフォー工法は、防火地域や特殊建築物、大規模建築物にも対応できる高い耐火性能を誇ります。住宅だけでなく幅広い建築に最適です。
ツーバイフォー住宅は、床・壁・天井で構成された6面体構造により、すきま風を防ぎ、室内の空気が逃げにくい設計です。枠組材と構造用面材による大壁構造で空気層を作り、断熱材を効率よく充填できるため、高い断熱性と気密性を発揮します。
この構造により冷暖房効率が向上し、冷暖房費を削減。従来工法に比べ、年間の電力消費を約30%節約できます。さらに地域に合わせた断熱・気密仕様が選べるため、日本全国で快適な住まいが実現可能です。
ツーバイフォー住宅の屋根は、強風に対して高い強度を持つ設計です。ハリケーンが頻発する北米で生まれた工法ならではの工夫が施されており、屋根全体が一体化した構造体となっています。このため、軒下から吹き上げる強い風でも屋根が浮き上がりにくい、頑丈で安心の構造です。
結露は、室内外の温度差や急激な気温変化によって発生しやすく、壁内や小屋裏で特に起こりやすい現象です。この結露が原因で木材が腐食したり、カビが繁殖したりすることで、住まいに悪影響を及ぼすことがあります。
ツーバイフォー住宅は、壁内に断熱材をしっかり充填することで、室内外の温度差を緩やかに抑え、結露が発生しにくい構造を実現しています。さらに、小屋裏には軒裏換気や妻換気を設けた効果的な換気システムを採用し、湿気の排出を促進。加えて、断熱材の外側には通気層を設け、万が一漏水が発生した際にも迅速に排水できる構造となっています。これらの工夫により、ツーバイフォー住宅は優れた耐久性を備えています。